「絵本の力、読み聞かせの魅力」
講師:JPIC読書アドバイザー
坂口 慶氏
○絵本には
様々な魅力がある。
絵本は
子どもの
感性を豊かにし
想像力を育み
語彙力や
知力の向上を
促すなど
素晴らしいものであり
子どもの生活に
身近に寄り添うもの。
○絵本の読み聞かせ
読み手と聞き手を
繋いでくれるものである。
そして、
その間に
生まれる関わりが
親と子
先生と子どもと
様々な繋ぎを
つくっていく。
絵本を
読み聞かせする時には
読んでもらう
心地良さを
感じてもらえるように
丁寧に読んでいく。
また、
作者さんの想いが
その絵本に
詰まっている。
例えば、
表紙
見返し
裏表紙などの
絵の表現
そして色合いなども
作者の
読者に対する
メッセージが
詰まっているので
それを読み手は
感じ取りながら
読んで欲しい。
絵本を読む前に、
導入もとても大切。
ただ読めば良い
と言うのではなく、
そこにいたるまでの
場作りや
人間関係など
保育の場でも
導入は大切と
されています。
例えば、
少し歌を歌ったり、
手遊びをしたりも
効果的である。
○赤ちゃん絵本
絵本は、
赤ちゃんにとって
遊びの延長戦上にある。
「めくる」
「さわる」を
たっぷりとさせ、
それが好きになる
一歩である。
指先の発達が
十分でない赤ちゃんにも
扱いやすい様に
厚くて丈夫な
ボール紙が使われ
角は丸くカットされている。
赤ちゃんと一緒に
絵本を
めくってみたり
絵を触ったり
お話をする事で
より親子の絆も
深まって行く。
また、
「まみむめも
ぱぴぷぺぽ
ばびぶべぼ、」など、
上下の唇が
くっついて
出る音は
「両唇音」と言って
赤ちゃんが
喜ぶ音である。
そんな音が
盛り込まれた本が
多くなっている。
○研修を受けて
職員で話し合った事
普段の保育でも
毎日読み聞かせている
絵本。
読み聞かせの
大きな意味合い
想像力や
人間関係
絆を
感じると共に
保育の中で
ねらいを持って
読む事の
重要さを
改めて感じました。
ふたばでは
週に1回
絵本の貸し出しを
しています。
ご家庭でも
楽しんで
読み聞かせを
していただければと
思っています。