先日、新聞に“骨貯金 若いうちに”
という記事が掲載されていました。
子どもの頃
特に幼児期、小中学校時代に
運動遊びをして
骨をしっかりと形成しておかないと
大人になったときに
骨粗鬆症になってしまうという事が
運動遊びの大切さと
社会への警鐘と共に記載してありました。
※詳しくは、記事を読んで頂ければと思います。
この記事を読んで
幼児期の過ごし方が
人生に大きな影響
(体の成長や心の育ち、人格など)を
与える事が分かり
改めて幼児教育の大切さと
責任を感じました。
しかし
気を付けなければならないのは
「骨を強くするために
運動遊びをさせれば良い」と
「させる保育」にしない事だと思います。
子どもの気持ちに沿わないで
無理に運動を行っても
育つものも育たないと
言われています。
記事にもありました通り
山梨大学の中村和彦教授が
「特定のスポーツに偏らず
遊びの中で様々な部位を
動かす事が大切
ゴム跳びやへび鬼など
昔ながらの遊びなら
動き方も工夫できる
2020年度から実施される
小学校の次期学習指導要領では
低学年の体育で
「運動遊び」が拡充される
技能の向上だけでなく
楽しく体を動かす事を重視して欲しい」と
述べています
子ども達にとって
「運動遊びの中で
様々な部位を動かす事」
「楽しく体を動かす事」
そして
「自らやってみる事」が
とても大切です
「やらせられる」では
運動の楽しさや
粘り強さ
達成感といった力が
育ちません。
楽しいから繰り返して行う
楽しいからこそ
いろんな方法でやってみる
縄跳びでいえば
前跳びから始まり
後ろ跳び
駆け足跳び
2人跳び等々
そして「できるようになりたい」と
心から思うと
できなくとも
粘り強く取り組んだり
集中して行ったり
できたときの達成感は
格別なものです。
そして運動遊びは
運動機能の発達だけでなく
心の成長にも繋がっていきます。
ふたばでは
子ども達がやってみたくなるような
ワクワクするような遊具を
手作りでつくってきました。
※手作りに関しては、「ふたば生活」を見て頂ければ幸いです
その運動遊具に関して以前
國學院大學の神長美津子教授が
「ふたばの運動遊具は、他とは違う」と
おっしゃってくださいました
何が違うのか
それはどの運動遊具でも
お友達と関われることです。
跳び箱や竹馬、雲梯など
運動遊具は
一人で取り組むものが
多いです。
その中で
諦めない力や
達成する喜びを
育んでいきます
ふたばでは、
お友達と
関われるような遊具を
もしくは
お友達を応援する
声掛けをしてきました。
お友達との
関わり合いの中で、
憧れの気持ちを持ったり
友達を応援する気持ち、
助け合い、
ときには見守るなど
お友達を思いやる心も育っています、
子どもは、
本来外で遊ぶのが
大好きです。
もちろん人それぞれですが、
特別な遊具がなくとも
鬼ごっこやかくれんぼ
だるまさんが転んだ
ボール1つでも
色々な遊びができますし
昔ながらの遊びでも
十分に体を動かして
楽しむ事ができます
自然の中や公園では、
落ち葉や小枝、
ドングリなどを拾って遊ぶ事も出来ます。
子ども達は
遊びの天才です。
このような遊びで
十分に身体を鍛え、
心を育むことができます。
ときには、
外にお子さんを連れて遊びに出かけ
一緒に外遊びを楽しんでみてください。